キーボードに無理やり流し込んだ無秩序な打鍵感
キーを叩いた瞬間に指先へ伝わる違和感が拭えない。本作はモバイル向けのタッチ操作を前提に作られた判定面をそのままSteamの画面へ引っ張ってきた印象が強く、キーボード操作の入力設計がお世辞にも練られているとは言えない出来だ。
本来なら明確なレーンごとに指を構えて叩くべきリズムアクションのはずが、境界線の曖昧なノーツ配置のせいで階段状の配置が降ってくると一瞬で頭と指が破綻する。打鍵のタイミング自体は合っているつもりでも、左右のキー割り当てと画面上の位置関係が噛み合わず、純粋な反射神経以前のところでミスを誘発される。指先で音を刻む手応えを期待してPC版を立ち上げると、開始数曲で冷や水を浴びせられることになる。

無人島開拓と多種多様なミニゲームの感触
リズムゲームの合間に挟まるのは、無人島を舞台にしたテーマパークの発展と各種ミニゲームだ。ホロメンクエストを進めて操作タレントを解放し、施設を建てていく流れは、アクションやリズムゲームの合間の息抜きとしてはわかりやすい。
収録されているミニゲームは単純な操作で遊べるものが多く、縄跳びのように同じ入力を淡々と繰り返すようなものからマルチプレイ対応のものまで揃っている。ただ、こちらも操作のレスポンスや手応えが突き詰められているわけではなく、あくまで育成素材や進行度を稼ぐための作業という側面が強い。画面の中で動くタレントのグラフィックやLive2Dの仕上がり自体は手堅いが、操作して気持ちいい瞬間があるかと言われれば首を傾げざるを得ない。

PCプレイヤーを蚊帳の外に置くランキングと報酬の壁
操作感の悪さ以上に納得がいかないのが、Steam版におけるランキング機能の制限だ。PC版ではスコアランキング機能に参加できない仕様になっており、それに付随するイベント報酬の獲得や実績の解除に明確なしわ寄せがきている。
同じ基本プレイ無料のタイトルとして配信されていながら、プラットフォームの違いだけで競い合う土俵から降ろされるのは対戦やスコアアタックを楽しむ上で致命的だ。日本のSteam売上ランキングで15位に入るほどの注目度を集め、ストア評価が賛否両論に留まっている背景には、こうしたPC環境への雑な扱いが確実に影響している。
豊富な楽曲数とファンアイテムとしての着地点
初期収録楽曲が150曲以上という物量は純粋に評価できる。ビビデバやShiny Smily Storyといったホロライブの人気楽曲から、勇者やメギツネといったカバー楽曲まで揃っており、公式MVをバックに曲を聴く道具としては成立している。自分好みの譜面を作って共有できるクリエイト譜面機能もある。
日本語のインターフェースと日本語音声に完全対応し、50名以上のメンバーが登場するファン向けゲームとしての外枠は立派だ。だが、肝心のリズムアクション部分がPCで快適に叩けず、ランキングの不遇まで抱えている現状では、わざわざキーボードの前に座って遊ぶ理由を見出すのは難しい。






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無料だから文句言えないけど、キーボードであの譜面は無理ゲーですな笑、Steam版冷遇ひどいですな、、、
無料だから文句言えないけど、キーボードであの譜面は無理ゲーですな笑、Steam版冷遇ひどいですな、、、