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NINJA GAIDEN: Ragebound

NINJA GAIDEN: Ragebound レビュー:キレのある刀撃と容赦のない敵配置で挑む硬派2Dアクション. 『Blasphemous』の開発陣が手掛けた2D外伝であり、シビアな間合い管理と攻撃硬直の駆け引きが存分に味わえる。

斬鉄 · 2025年7月31日 · Steam版をクリアまで約11時間プレイ

初速でわかる入力の素直さと刀撃のキレ

ボタンを押した瞬間に刀が走る。この初速の速さだけで、本作がアクションの手触りを理解している開発元によるものだと伝わってくる。主人公ケンジ・モズの抜刀と着地キャンセルには余計な入力遅延がない。踏み込みからの連撃はきわめて軽快で、敵の懐へ飛び込む際の手応えも硬質だ。

もっとも、振り切ったあとの硬直は見た目以上に重い。クラシック版特有の慣性に近いものがあり、空中で適当に振ると落下軌道を変えられずそのまま敵の体に突っ込む。地上での連撃も無暗に出し切れば隙を晒す。攻撃判定の出始めは素直だが、引き際をプレイヤー自身で管理しなければならない作りだ。手当たり次第にボタンを叩くタイプには厳しいが、間合いを測るアクション好きにはたまらない手触りになっている。

ケンジ・モズの抜刀。入力に対する反応は鋭く、踏み込みの切れ味も良い
ケンジ・モズの抜刀。入力に対する反応は鋭く、踏み込みの切れ味も良い

二人の忍とニンジャ・フュージョンによる制圧

リュウ・ハヤブサが不在の隼の里で、ケンジが地蜘蛛一族と同盟を結んで戦うという筋書きが、そのまま戦闘システムに落ちている。ケンジだけでなく、くノ一であるクモリとの切り替えや同時連携が軸になる。クモリの動きはケンジよりさらに鋭角的で、滞空しながら手数を稼ぐ立ち回りが得意だ。

要所で使うニンジャ・フュージョンは、囲まれた状況を強引にこじ開ける決定打として機能する。大技で敵集団を吹き飛ばす瞬間は痛快そのものだが、ゲージ管理を誤ると一転して脆い肉体を晒すことになる。画面全体が緻密なドット絵で描かれているため、混戦になると敵の攻撃予兆を見落としやすい。派手なアビリティに頼り切るのではなく、通常攻撃の硬直を見極めながら差し込む立ち回りが求められる。

クモリとの連携。手数の多さと機動力でケンジの隙を補う立ち回りが効く
クモリとの連携。手数の多さと機動力でケンジの隙を補う立ち回りが効く

理不尽と紙一重の接触判定と敵配置

かつてのシリーズを思わせる苛烈な敵配置は本作でも健在だ。足場を渡る瞬間に嫌な角度から突進してくる飛行型の敵や、壁際に追い込んで多段攻撃を重ねてくる魔神には何度も煮え湯を飲まされた。被弾した際のノックバックでそのまま穴へ落とされる場面もあり、昔ながらの厳しさをそのまま現代に持ち込んでいる。

気になったのは、一部の大型敵の突進や掴み攻撃における当たり判定の広さだ。見た目の刃先よりわずかに外側まで判定が残っている感覚があり、すれ違いざまの回避を狙うと理不尽に巻き込まれる場面があった。判定の持続を身体で覚えるまでは納得がいかない死に方を重ねる。ここを受け入れられるかどうかが、本作を楽しめるかどうかの境界線になる。

大型の敵との交戦。突進判定の見極めにはシビアな間合い管理が必須となる
大型の敵との交戦。突進判定の見極めにはシビアな間合い管理が必須となる

3,300円の価値と日本語環境

定価は3,300円。2Dアクションとしての純粋なボリュームと手応えを考えれば、価格に見合う密度は十分に備わっている。リトライの読み込みも早く、死んで覚える試行錯誤のテンポを削がない配慮は行き届いている。

日本語表示に関しては、インターフェースとテキスト字幕に問題なく対応している。フォントの視認性も悪くなく、物語の進行やアクションの説明で引っかかる部分はない。日本語音声は収録されていないが、元より過剰な語り口で引っ張るゲームではなく、アクションの手触りで語る作品なので不満には感じなかった。短時間で集中して指先を酷使したいプレイヤーには確実にお勧めできる一本だ。

関連レビュー

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コメント 16

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★ 人気コメント

さとうの叔父8月3日 07:16

3,300円か…悪くない値段やけど、もうちょい下がらんと買わんばい。レビュー見る限り難しそうやし、セール待ちするかな。

crayon8月1日 00:48

これって、すごく難しいって聞いたんですけど、アクションゲームが苦手な僕でもクリアできるもんなんですかね…?

スネ夫のいとこ7月31日 15:34

難しいねぇ。何度やられてもまたやりたくなるのは、やっぱり操作が気持ちいいからだな…価格も3,300円だし、気軽に手を出せるのもいいかも。

†暗黒の騎士†7月31日 11:11

レビューの指摘通り、大型敵の攻撃判定が表示より大きく感じる。これで何度も被弾した。混戦時に敵の予兆が見えづらいのも気になる。ドット絵の細かさは良いが、UIのフォントが小さいのが不便だ。

カツオの筆箱7月31日 12:49

@†暗黒の騎士†自分も同じところで引っかかった。でも間合いをしっかり取ればゴリ押しより安定する。敵配置がかなり容赦ないから、焦って突っ込まずに攻撃硬直を見極めて1体ずつ処理していったほうがいい。詰まってる人は試してみて。

ジャイ子の先輩8月2日 12:21

@†暗黒の騎士†大型敵の当たり判定が見た目より広いって、具体的にどの攻撃のこと言ってんだろ。確かに接触で巻き込まれるとイラッとはするけど、単に間合いの管理をミスってるだけな気もするし。敵の配置自体はレビューで言われてるほど理不尽だとは思わなかったな。1体ずつ確実に処理していけばテンポよく進めるし。

ken_s118月2日 20:00

@ジャイ子の先輩大型敵の攻撃も、間合いさえ掴めば割とどうにかなるもんですね。僕も最初は理不尽だと思ってたけど、硬直見極めてから一歩引くようにしたら安定しました。

めんどい8月3日 06:55

@†暗黒の騎士†…確かにあの判定はおかしいと思う場面もあった…でも、自分の突っ込みすぎが原因の時も多い…まあ自分の腕のせいもあるけど…

ken_s117月31日 14:25

まだ序盤だけどアクションの手応えが良くて楽しい。刀で斬ったときのヒットストップがしっかり効いてて気持ちいいわ。入力のレスポンスもキレキレだし、クリア目指してちまちま進める。

daiki517月31日 14:34

@ken_s11同意です。日本語テキストも自然で読みやすかった。ただ大型敵の当たり判定が見た目より広いのはやっぱり気になったかな。混戦になると予兆が見づらくて被弾しやすいし、このシビアさは好みが分かれそう。

まっつん8月1日 09:08

@ken_s11それな!刀のヒットストップエグいわ。あの一瞬止まる感じが気持ち良すぎて、何度も同じ敵斬ってたな。

スネ夫のいとこ7月31日 15:34

難しいねぇ。何度やられてもまたやりたくなるのは、やっぱり操作が気持ちいいからだな…価格も3,300円だし、気軽に手を出せるのもいいかも。

なんとなく7月31日 16:47

普通に面白かったです。難しかったけど、クリアした時の達成感がすごい。Steamで買いました。

crayon8月1日 00:48

これって、すごく難しいって聞いたんですけど、アクションゲームが苦手な僕でもクリアできるもんなんですかね…?

通りすがりz8月1日 12:04

良作。

なんとなく8月1日 21:26

普通に面白かったです。難しかったけど、クリアした時の達成感がすごい。Steamで買いました。

きつねうどん8月3日 01:40

3,300円か…もう少し様子見かな。難しいって評判だし、セールで半額くらいにならないと手が出しにくいです (´・ω・`)

通りすがりz8月3日 02:28

硬派。

さとうの叔父8月3日 07:16

3,300円か…悪くない値段やけど、もうちょい下がらんと買わんばい。レビュー見る限り難しそうやし、セール待ちするかな。