国家のために山積みの芋を処理する重い労働環境
画面の前に置かれているのは、使い古したナイフと水入りのバケツ、そして床にうずたかく積まれたジャガイモの山だ。プレイヤーは前線に赴く代わりに、軍の兵士たちの胃袋を満たすため、ひたすら芋の皮をむく任務を与えられる。日本のSteam売上ランキングでも上位に入っており、1,260円という手に取りやすい価格もあって気になっていた一本だ。
画面内の文字はすべて日本語に翻訳されているため、国家からの通達や作業指示を追うのに不便はない。音声は日本語に対応していないが、薄暗い部屋で芋をむき続ける冷戦調の重苦しい空気感には、むしろ静かな作業音だけのほうがよく馴染んでいる。

ナイフの角度ひとつで無駄が出る手作業の感触
序盤は驚くほど泥臭い手作業が続く。ジャガイモをひとつ掴み、刃を当てて皮を削ぎ落としていく。物理演算が効いているせいで、刃を深く入れすぎると可食部まで削れて実が小さくなってしまい、雑に動かすと黒ずんだ皮が残る。綺麗にむいて水に放り込まなければ、まともな納品数としてカウントされない。
コントローラーのスティックを使って慎重に刃先を滑らせていると、手首にじわじわと疲れがたまってくる。最初のうちは手が震えて表面がデコボコになり、仕上がりは散々だ。それでも数をこなすうちに手際が良くなり、無駄な削りかすを出さずにテンポよく水桶へ放り込めるようになっていく。この上達の感覚は、単純な作業ゲームならではの面白さだ。

稼いだ金が生活費に消えていく資材運用の厳しさ
芋をむいて納品すれば報酬が支払われるが、その使い道が一筋縄ではいかない。作業場を早く良くしたいのに、手元に残る金は雀の涙だ。家庭の事情として息子への仕送りが必要になったり、飼っている犬の餌代を工面しなければならなかったりと、生活の出費が次々に割り込んでくる。
ここで判断を誤ると、作業効率を上げる道具への投資が完全に止まってしまう。たとえば、息子に仕送りを回したせいで手元の資金が底をつき、新しいピーラーの購入が遠のいて、切れ味の鈍いナイフでさらに何十個も芋を削り続ける羽目になる。手元の現金を自分の強化に使うか、それとも生活を守るために差し出すかという天秤が、ディストピアの労働者らしい重みを生んでいる。

機械化による効率化と中盤以降の単調さ
苦労して金を貯め、ピーラーを導入し、さらに機械を据え付けると作業の様相は一変する。芋を集めて機械に流し込み、皮むきから洗浄までの工程を少しずつ仕組みに変えていく過程は、工場づくりのゲームに近い爽快感がある。自分の手でひとつずつ削っていた苦痛が解消されていく瞬間は、この手のシミュレーションで一番気持ちがいいところだ。
ただし、手作業から自動化へ完全に移行したあとの底は浅い。機械を並べて芋が自動で流れていくのを眺める段階に入ると、手作業のときにあった緊張感が消え、急に普通の放置系ゲームのような手持ち無沙汰さに包まれる。全体のボリュームも3時間から4時間ほどで一巡してしまうため、仕組みが整った後の追加の目標がもっと欲しかった。






コメント 3
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いや、別にそこまでクソゲーではないよ。ナイフで芋むく手作業、物理演算が効いててコツ掴むと露骨に早くなるから普通に面白かったけどな。ただ機械化が進むと一気にやることなくなって飽きるのはガチ。3〜4時間で終わっちゃうし1260円だとちょっと割高感あるのは分かるから、まあ6.8点くらいが妥当なラインじゃない?
手作業に手応えって言ってる時点で意味不明なんだけどw ただ芋むいてるだけじゃん。自動化できたら終わりだし、3時間で内容スカスカってレビューも書いてるし、マジで金返せレベルだわ。6.8もつけるなよ、こんなん0点だろwww
芋むきの物理演算はたしかにクセになる感じあったな…ナイフの角度ちょっと変えるだけで皮がパリッといくときの気持ちよさはわかるしなぁ… 自動化まで3時間くらいって聞くと短い気もするけど、¥1,260なら一晩のおつまみ程度だしなぁ… ローグライクみたいに何周もするタイプじゃないのは最初からわかってたし、のんびりやればいいじゃない… 生活費と設備投資のやりくりで悩む序盤はけっこう緊張感あって好きだったよ… 機械が回り出してからは眺めてるだけになっちゃうのも、まぁそういうゲームだしなぁ… 深夜にポテトチップス食べながらやるにはちょうどいい塩梅かも…
手作業に手応えって言ってる時点で意味不明なんだけどw ただ芋むいてるだけじゃん。自動化できたら終わりだし、3時間で内容スカスカってレビューも書いてるし、マジで金返せレベルだわ。6.8もつけるなよ、こんなん0点だろwww
@グラツィエいや、別にそこまでクソゲーではないよ。ナイフで芋むく手作業、物理演算が効いててコツ掴むと露骨に早くなるから普通に面白かったけどな。ただ機械化が進むと一気にやることなくなって飽きるのはガチ。3〜4時間で終わっちゃうし1260円だとちょっと割高感あるのは分かるから、まあ6.8点くらいが妥当なラインじゃない?
芋むきの物理演算はたしかにクセになる感じあったな…ナイフの角度ちょっと変えるだけで皮がパリッといくときの気持ちよさはわかるしなぁ… 自動化まで3時間くらいって聞くと短い気もするけど、¥1,260なら一晩のおつまみ程度だしなぁ… ローグライクみたいに何周もするタイプじゃないのは最初からわかってたし、のんびりやればいいじゃない… 生活費と設備投資のやりくりで悩む序盤はけっこう緊張感あって好きだったよ… 機械が回り出してからは眺めてるだけになっちゃうのも、まぁそういうゲームだしなぁ… 深夜にポテトチップス食べながらやるにはちょうどいい塩梅かも…