指先に即座に追従する小鳥の挙動
コントローラーを握って数秒で、このゲームの触り心地が本物だと分かった。ボタンを押した瞬間に画面の小鳥グリマーが飛び上がり、マッチ棒を振る。入力遅延を一切感じさせないこの初動の素直さだけで、アクション狂としての警戒心が一気に解けた。
小鳥の体躯が小さいぶん、被弾判定は見た目どおりに極めてタイトだ。敵の攻撃の先端をわずかにかすめてかわす立ち回りが、理不尽な引っかかりもなく決まる。無駄な慣性で足場から滑り落ちるようなストレスもない。直感どおりにピタッと止まり、狙った地点へまっすぐ跳べる。

マッチの炎が照らす戦闘とパズルの緊張感
武器がマッチ棒という設定は単なるフレーバーではない。暗い井戸の底や廃墟を火で照らし出しながら、凶悪な獣と渡り合う。攻撃を当てるたびに火の粉が散り、打撃の重みがきっちり手元に返ってくる。振りの硬直も短めで、攻撃から回避への移行が滑らかだ。
道中のパズルも、探索の足を引っ張るような鈍重なものではない。マッチの炎をどう使うかを軸に、テンポを崩さず適度に頭をひねらせる仕掛けが並ぶ。アクセサリーを集めて能力を組み替える要素もあり、自分の間合いや立ち回りに合わせた調整が効くのもありがたい。

救出劇を彩る地下の住人たち
狂った狩人にさらわれた兄弟を探す道中、ネズミのアルドやスカベンジャーのルーターといった奇妙な連中と出会う。崩壊した王国の陰鬱な空気感に対して、彼らとキャンプで交わすやり取りはどこか温かい。おとぎ話の不気味さと愛嬌が同居した独自の世界観がしっかり構築されている。
日本のSteamストアで2,000円という価格設定もかなり良心的だ。インターフェースと字幕はしっかりと日本語に対応しており、キャラクター同士の掛け合いやテキストの雰囲気を違和感なく追える。音声は収録されていないが、この作風ならテキスト送りだけで十分に情景が伝わってくる。

ボスの攻撃密度と硬派な難易度
ボス戦の苛烈さは期待以上だった。大柄な敵が繰り出す広範囲の猛攻を、精密なステップとジャンプで掻い潜りながらマッチの連打を叩き込む。相手の予兆モーションと攻撃判定の出方が論理的で、理不尽に潰される感覚がほぼない。負けたとしても、原因は自分の欲張った振りの遅れだと納得がいく。
欲を言えば、アクセサリーの組み合わせによっては一部のボスに対して立ち回りの正解が固定化されやすい側面はある。ただ、邪悪な女王の元へ向けてマップを徐々に切り拓いていくメトロイドヴァニア本来の推進力は最後まで途切れなかった。手応えのあるアクションを求めるなら迷わず手を出していい。





コメント 15
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皆さん既にプレイされているようですね。自分も興味はあるんですが、難易度が不安で二の足を踏んでいます。レビューでは理不尽さがないと書いてありますが、具体的にどのくらいの頻度で死ぬものなのでしょうか? また、コントローラー操作に最適化されているのか、キーボード推奨なのかも気になります。どなたか教えてくださると助かります。
操作よし。手応えあり。
…操作は悪くないと思う。被弾判定も納得できる…。ただ俺には少し難しくて、何度も同じ場所で死んでる…。でもゲームのせいにはできない、自分の詰めが甘いだけだ…。アクセサリーは確かに似通るけど…それなりに工夫の余地はあると思う。
レビューを読んで、操作の精密さが気になって購入しました。実際にプレイしてみると、空中での小鳥の挙動が、本当に俊敏で、思った通りに動かせる快感がありますね。特にマッチ棒による攻撃のリーチが絶妙で、敵の攻撃をかわしながら一発入れるのが癖になります。ただアクセサリーの構成は、自分も似たような組み合わせに落ち着きつつあって、もう少し尖った選択肢があればなあと思います。高難度ボスで何度もやられましたが、リトライするたびに自分が上達しているのが分かるので、嫌になりません。
@わらびわかるわー!そのマッチ棒の一振りがもうたまらん。俺も死にまくってるけど、毎回死因が納得できるから悔しくないんだよな。やればやるほど上達が実感できるのがいいわ。アクセサリーはまだ試行錯誤中やけど、それも込みで楽しい。
レビューにある日本語テキストの丁寧さは確かに感じました。翻訳の質が高いと世界観に没入しやすいですね。ただ個人的には日本語音声がないのがどうしても気になります。アクションに集中している時は平気でも、キャラの声はやっぱり欲しかった。アクセサリーの画一化も、探索のモチベが落ちるという意味でかなり同意です。
@すずめ4号日本語吹き替えがないのは惜しいところですけど、テキストがしっかり丁寧だから個人的にはそこまで引っかかりませんでした。不自然な翻訳がないだけでかなり遊びやすい。アクセサリーの立ち回りが固定化しやすいのは確かにその通りで、そこだけちょっと惜しいですね。
@すずめ4号小鳥が喋り出したら日本語音声が欲しくなる気持ち、わかります。でもマッチ棒で戦う姿を想像すると、なんだか健気でつい応援したくなっちゃうんですよね。もし小鳥がアテレコ付きで喋り始めたら、きっと食い気味に「マッチ棒一本でどうにかしろってのかい!」とか文句を言ってそうです。今はテキストを読みながら脳内で勝手にCVを当てて遊んでいます。
皆さん既にプレイされているようですね。自分も興味はあるんですが、難易度が不安で二の足を踏んでいます。レビューでは理不尽さがないと書いてありますが、具体的にどのくらいの頻度で死ぬものなのでしょうか? また、コントローラー操作に最適化されているのか、キーボード推奨なのかも気になります。どなたか教えてくださると助かります。
@shot11@shot11 自分も難易度ビビりながら買った口だけど、投げ出すほどの理不尽さはなかったよ。ボスには何回もボコられて普通に死にまくったけど、被弾した理由がちゃんと分かるからリトライ苦にならんかった。コントローラーでやってるけど小鳥の動きが素直で空中制御もしやすいし、操作性周りはかなり信頼していいと思う。日本語テキストも変な機械翻訳じゃなくて読みやすいし、2000円なら全然アリ。
…操作は悪くないと思う。被弾判定も納得できる…。ただ俺には少し難しくて、何度も同じ場所で死んでる…。でもゲームのせいにはできない、自分の詰めが甘いだけだ…。アクセサリーは確かに似通るけど…それなりに工夫の余地はあると思う。
@めんどいめんどいさん、自分の詰めが甘いだけとか殊勝なこと言ってる場合ちゃうで。2000円も払ってストレス溜めるのが趣味なんか?アクセサリーの構成が固定されるようなバランスで、高難度とか謳うのは流石に調整不足やろ。理不尽じゃないとか言ってるレビューも見たけど、んなわけあるかいな。もっと遊んでて「楽しい」って思えるポイントが他にあるはずやねん。持ち上げすぎなんやわ。
マッチ棒で戦うとかシュールすぎて草。これ買うわ。
操作よし。手応えあり。
クリアしました。難易度は高いですが、操作が気持ちよく、死因が分かるので何度も挑戦できました。アクセサリーのバリエーションがもう少し欲しかったです。
俺には合わんかったわ。難しいだけで作業感が強くてすぐ飽きた。マッチ棒の攻撃も単調や。レビューの点数は過大評価やろ。
価格が2000円か。まあ今すぐ買わんでもええし、セールで安くなるまで待つわ。すぐやりたい人向けやな。
俺も毎日ちょっとずつ進めてるわ。死んでも死因がはっきりしてて、次に活かせるのがいい。マッチ棒で敵をかち割る感触がたまらん。アクセサリーはまだそんなに集まってないけど、今の構成でも結構遊べる。2000円でこのクオリティは正直予想以上やった。土日で一気に進めそうやな。